自動車保険 等級継承

自動車保険の等級継承で気をつけること

自動車保険の等級継承で気をつけること

自動車保険の等級継承3つの条件とは

自動車保険の等級継承は自分の家族、新しい保険会社へも引き継ぐことができます。ですが、ある程度の条件を満たしていなければ等級がリセットされてしまうこともあります。注意すべき点もある等級継承ですが、うまく活用すれば保険料を安くすることもできますので、今日はその方法などお伝えできればと思います。

等級継承では以下の3つの条件を満たさなければいけません。

 等級継承相手が同居親族である
 満期日前7日以内に乗り換える
 必要書類→運転免許証・保険証書・車検証


一番目の条件で重要なのは「同居」をしていること。子供や家族は当然親族となりますが、同居人でなければ等級を継承することはできません。これはとても重要な条件の一つです。

二番目の条件は等級継承期間と言います。この期間内に手続きを済ませれば問題ないですが、それまでに車両入替の手続き、記名被保険者と同一かどうか、入れ替え前後の車種についても調べておく必要があります。入れ替え車両は新規購入した車でなければいけないところも知っておきましょう。

三番目の条件で保険証書が必要なのは、保険会社間で等級を継承することができるから。加入している自動車保険が保険会社(損害保険会社)であれば、通販型でも代理店型でも等級を引き継ぐことができます。満期、解約日から次の保険開始日まで8日以上間が空いてしまうと6等級へと戻ってしまうので注意してください。

等級継承の注意点

解約後13ヶ月以上経つと等級継承できない

断制度(中断証明書)で等級を維持できる期間は最大10年。この間に再契約しなければ等級を引き継ぐことはできません。この中断制度を利用するためには自動車保険を中断して13ヶ月以内に中断証明書を発行する必要があります。13ヶ月以上経ってしまうと等級がリセットされますが、一度リセットされてしまうと少なくとも1年以上は無保険状態となります。

中断証明書とは

今まで積み上げてきた等級をリセットされないために中断証明書を発行することができます。海外赴任や事情により一時期車を手放すという場合は中断証明書を発行しましょう。

中断証明書を発行すれば最大10年間等級を維持することができます。中断証明書を発行するには一度保険を解約する必要がありますが、契約期間中に解約すれば残りの保険料は戻ってきます。

中断証明書の発行には以下の条件を満たす必要がありますので覚えておきましょう。

 自動車保険を中断する時点で7等級以上である
 中断するまでに次のいずれかに該当すること
 a 契約車両を譲渡、廃車、あるいはリース業者へ返還している
 b 車検が切れていないこと
 c 車両登録を抹消して乗らない状態であること
 d 契約者が海外へ渡航する場合
 e 契約車両が災害、盗難で所持していない


譲り受けた車の場合

友達などから譲り受けた車では等級を引き継ぐことができません。等級継承は基本的には新規で購入した車ということを覚えておきましょう。ただし、車を譲ってもらうタイミングで、現在所持している車を廃車にする場合は車両入替手続きにより自動車保険の等級継承ができます。

バイクと自動車間では等級を引き継げない

バイクと自動車の保険では事故の起きる確率が異なるため、等級の引継ぎはできません。同じバイク間の引継ぎは可能ですが、その場合は同じ排気量のバイクである必要があります。同じと言っても125cc以下か、125ccより大きいかの2つの違いです。

法人から個人への等級継承はできない
法人の契約内容と個人の契約内容では基本的なところから違っています。ですから保険のリスク判断も異なり、普通は自動車保険の等級を引き継げないです。ですが、以下のような場合には等級継承が可能です。

 法人契約の記名被保険者が個人である
 前述した項目に加え個人契約へ変更した時に、記名被保険者を同一、又は配偶者、もしくは同居親族とする場合


このように自動車保険等級を引き継ぐ際には注意すべき点があります。契約途中で不具合を起こさないためにも覚えておいてください。

保険会社間で等級を引き継ぐには?

現在契約している自動車保険が保険会社(損害保険)であるなら、別の保険会社であっても等級を引き継ぐことができます。これは先に申し上げたとおり、通販型でも代理店型でも問題なく行えます。

注意しなければいけないのは引き継ぐ車の保険開始日が、以前の車の満了日か解約日、あるいは満了日から数えて8日以内ということです。満了日から9日間以上あいだが開いてしまうと、7等級以上の場合は6等級へとリセットされてしまいますので、この点には注意してください。

等級継承で必要な3つの書類

等級継承で必要なのは、先に申し上げたとおり以下の3つ。

 今契約している自動車保険の保険証書
 車検証
 運転免許証


等級を別の会社へと引き継ぐ場合、前の会社を解約する必要があります。解約に必要な書類が以下の3つと思っておくと良いでしょう。

最初に行う解約の手続きですが、まずは解約申し込み書を送ってもらい、それに記入捺印をして提出することで解約手続きはOK。他にも書類が必要な場合もありますが、基本的にはこれで大丈夫です。新しく乗り換える会社には事前に他社から乗り換えることを伝えておきます。前の契約期間が残っていたとしても残り期間分の保険料は戻ってきますので安心してください。

あなたが共済の自動車保険に入っている場合、全労済となら等級継承が可能です。JA共済と全労済であれば、ほとんどの保険会社で引き継ぎできますので安心してください。ただし、全自共や教職員共済は等級継承ができない場合もあります。

等級引継ぎで重要なのは乗り換え期間の一週間。契約満了日から8日間以内に手続きを済ませればならないので、満期前一ヶ月。余裕を持って二ヶ月前には行動を開始してください。3か月前から申込み自体はできますので。

保険会社間での等級引継ぎについては「自動車保険の乗り換えでも等級は引き継げます」でさらに詳しくお伝えしています。

絶対にウソをつかないこと!

これまでで、自動車保険の等級を引き継ぐこと。別々の会社間でも引き継げることなどをお伝えしてきました。また、保険満了日から数えて8日以内に次の自動車保険に加入する必要があること。万一、それができなかった場合には6等級からのスタートになることをお伝えしてきました。では、5等級以下ならどうなるのか?

通常、新規で自動車保険に加入する場合は6等級からスタートします。ですから、5等級以下だった場合にも6等級からはじめられるのでは?と考える方もいるでしょう。ですが、それはできません。5等級以下だった場合、これをデメリット等級といいます。事故を起こしてしまったことは消すことはできないので、デメリット等級であっても同じように引継ぎが行われます。デメリット等級は13ヶ月以内に契約した保険に引き継がれるものなのです。

このデメリット等級であることを隠しながら、新規で契約すれば問題ないのではないか?と考える方もいるでしょう。しかし、各保険会社同士のネットワークで、そのウソはバレてしまいます。保険会社同士でも情報交換、共有はしっかりと行われているので、万一バレなかったとしても、あとでバレてしまって正規の料金を請求されることになります。バレるかバレないかは時間の問題です。

バレずに契約できたとしても、万一事故を起こしてしまった場合には保険金を受け取れないという最悪の事態にもなりかねません。保険契約者には告知義務もあるため、ウソの申告をしても良いことは何一つありません。伝えるべき情報に関してはウソをつかずに、しっかりと伝えるようにしましょう。

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