自動車保険 等級継承

自動車保険の乗り換え時に役立つ情報をお伝えします。保険会社の乗り換えでも等級は引き継ぐことができます。ここでは保険会社間の等級引継ぎと家族間での等級引継ぎについて、役立つ情報をご紹介していきます。

自動車保険の乗り換え時に役立つ情報をお伝えします。保険会社の乗り換えでも等級は引き継ぐことができます。ここでは保険会社間の等級引継ぎと家族間での等級引継ぎについて、役立つ情報をご紹介していきます。

自動車保険の等級引継ぎとは

自動車保険の等級を引き継ぐ方法には大きく分けて保険会社間での引継ぎ家族の間での引継ぎがあります。等級の低い方、初めて契約する方へ引き継ぐことができれば、大きな保険料の節約になります。せっかく引き継ぐことができる等級です。引き継ぐ相手がいなければしかたありませんが、大事に育ててきた等級ですので上手に活用して保険料の節約に活かしていきましょう。

ただし、会社間でも家族間でも等級を引き継ぐためには条件があります。その条件の他にも注意しなければいけない点がありますので、会社間と家族間でポイントを絞り、お伝えしていこうと思います。

保険会社間での等級引継ぎ

まずは保険会社間での等級引継ぎからです。保険会社間でも等級を引き継ぐことが可能ですが、その場合には2つのパターンがあります。

 前契約の満期で乗り換える場合(無事故なら一つ上の等級を引き継げる)
 契約途中で他社へ乗り換える場合(現在契約中の等級が引き継がれる)


前契約の満期で他社へ乗り換える場合と契約途中で乗り換える場合では等級の上がり方に違いが出てきますので、この点には注意が必要です。

保険会社間では等級を引き継げるとお伝えしましたが、これが共済が絡んでくると話が違ってきます。損保会社から共済へと乗り換える場合は問題ないのですが、逆に共済から損保会社への乗り換えだと等級を引き継げないこともあるのです。

両社が損保会社同士なら、代理店型の保険であろうが、ダイレクト型保険であろうが関係ありません。それが、共済から損保会社へとなると、一部の共済では等級引継ぎができないことがあるのです。その一部の共済というのが「トラック共済」や「教職員共済」です。JA共済や全労済、農協の自動車共済ならほぼ全ての損保会社へ引継ぎが可能です。

これとは逆に損保会社から共済への等級引継ぎは問題ありません。ほとんどの共済への等級引継ぎができますが、共済へと乗り換える場合には先のことを考えて乗り換えるようにしてください。その理由は、損保会社から共済へは簡単だが、共済から損保会社への乗り換えはできないこともあるということです。将来、また乗り換える可能性がないかをよく考えて共済へ乗り換えるようにしてください。

等級引継ぎ可能期間

自動車保険の等級引継ぎには、等級を引き継げる期間という門があります。その期間は原則として満期または解約日から8日間以内。満期か解約日から8日以内に次の契約を開始しなければなりません。この期間を過ぎてしまえば等級は引き継がれず、6等級からやり直すことになります。

自動車保険の保証期間に穴を開けなために、8日以内という条件は必ず守るようにしてください。逆に、1等級から5等級のいわゆるデメリット等級ならば、6等級からスタートできるのでは?と考える方もいるでしょう。しかし、デメリット等級の場合はそうはいかず、満期日から自動車保険の契約無しの状態を13か月続けなければリセットされることはありません。

デメリット等級をリセットする

自動車保険の1等級から5等級のことを、いわゆるデメリット等級と読んでいます。デメリットと呼ぶ理由は保険料が割高になるから。ノンフリート等級制度では1等級の保険料と6等級の保険料とでは割引率に83%もの差がでてきます。これを裏ワザ的に6等級へリセットできるのが、これからご紹介する方法です。
ノンフリート等級が1等級まで下がってしまうと、保険会社に契約を拒否されることもあるほどデメリットのある等級。これをまじめに6等級まで上げていくには時間もかかり、その間の保険料もバ馬鹿にはできないでしょう。

デメリット等級を6等級へとリセットできる方法は2つ。

 自動車保険を解約し、13か月経過後に再び自動車保険に加入する
 車を増車する


どちらの方法でも等級リセットはできますが、13か月待つほうが一般的です。車を増車する場合は、2台分の保険料を支払うことになりますから。

13ヶ月で等級リセットする際の注意点

自動車保険の等級は、13ヶ月間無保険状態であればリセットすることが可能。ここで注意するのは途中解約日から13か月ではなく、前の契約満了日から13か月超ということです。他社へ乗り換えればバレないのでは?と思う方もいるでしょうが、それは絶対通用しません。嘘の申告は必ずバレるので、虚偽申告は頭の中から外してください。

車を増車する際の注意点

もし、あなたが1等級でも、もう一台車を購入して、新たに自動車保険を契約すれば、その車の等級は6等級になります。ですが、この場合には一台目の車をしっかりと所有して、車2台分の契約をしている必要があります。

2台目の6等級だけにしたいからと、前の契約を解除しても、今度は2台目の車にデメリット等級が引き継がれてしまうのです。この場合、車両入替と判断されてデメリット等級が引き継がれます。一台目の車をしっかり所有していても、まったく使用していないと判断されれば、デメリット等級をリセットする目的だったとされることもありますので、この方法はあまりおすすめできるものではありません。

この方法を実践する場合は常識的に考え、最低でも13か月以上は両方の車を保有しておく必要があるでしょう。自動車保険の名義変更をしたとしても絶対にバレますので、ここで紹介した方法を厳守するようにしてくださいね。
 

他社乗り換え時に必要な手続き

自動車保険を満期で他社の保険会社へ乗り換えるからといって、別に気構える必要はありません。等級を引き継ぐためだけの手続きというのは基本的にはありませんから。

次の保険会社への加入手続きを済ませておき、現在加入している自動車保険は継続しない旨を伝えておきましょう。前契約は契約満了をもって自動的に解約となります。注意するのは契約途中で解約して他社へ乗り換える場合です。

途中解約して他社へ乗り換える際の注意点

満期解約でも途中解約でも、次の保険会社へ8日以内に乗り換えなければいけないというのは先にお話したとおりですが、途中解約をする場合、以下の点は意識しておいてください。

 等級の進み方が遅れる
 一括で先払いしていても払戻金は目減りする


自動車保険の等級は一年間無事故であれば一つずつ上がっていきますが、途中解約だと次の保険契約日がスタート日となってしまいます。もし、待てるのであれば満期日に合わせて保険会社を乗り換えるようにしましょう。

また、一括で保険料を支払っている場合は解約払戻金で保険料が戻ってきます。ですが、未使用分がまるまる返ってくるわけではなく、少し目減りした金額が返還されます。短期率計算という方法で返還金額を決めるのですが、どうしても目減りすることは覚えておいてください。

家族間での等級引継ぎ

最後に家族間での等級引継ぎについてご紹介します。家族間での等級引継ぎで重要なのは「同居している家族」ということ。これは同居親族でもOKです。基本的に等級引継ぎできるのは「記名被保険者の配偶者」「記名被保険者または配偶者の同居親族」です。同居という条件は契約時点で同居していればいいので、契約後に別居したとしても問題はありません。

等級引継ぎの手続きとしては、親が車に乗らなくなり、その等級を子供へ引き継ぐケース。親の等級を子供へ引き継ぎ、親は新規で契約するケースがあります。前者では記名被保険者の変更をすれば等級を引き継ぐことができます。

後者の場合は車両入替と名義変更を行う必要があり、その順番を間違えないようにしなければいけません。

①保険会社へ等級引継ぎの連絡
②親と子供の車両入替
③親と子供の保険の名義を変更


この順番を守れば問題なく等級を引き継ぐことができるでしょう。細かなところは各保険会社によって異なることもあるので、手続前には念のため確認しておくといいでしょう。

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